【小田部】一心亭でまろやかスープのラーメンを食べて昼から腹パンした話!

グルメ

こんにちは、ひやむぎです。前回に引き続きグルメ回。今回はみんな大好きラーメンです!

ひやむぎ家、ラーメンの約束

明日の昼はラーメンが食べたい

ひやむぎがこうつぶやきました。仕事から帰宅して時刻は午前3時を回ったあたり。ラーメンを食べるにはあまりの背徳感に押しつぶされそうになります。

これで住んでいるのが長浜だったなら、夜中の元祖長浜家でベタナマを注文するのもやぶさかではなかったのかもしれません。

しかしひやみそが住んでいるのは福岡市早良区の南側、ベッドタウンとしてそれなりに知られた四箇田団地のお膝元です。24時間やってるのなんかコンビニかサニーかマックスバリューくらいのもの。ということで明日の自分にラーメンを託して寝ることにいたしました。

そして起きたのが11時過ぎ。

インターホンが鳴って目が覚めました。

「荷物でもあったか?」と思いつつ眠い目を擦りながらインターホンのモニターを見ると、妙に上品な服着たオバハンが一人。まだ通話ボタンも押してないのに、すごくにこやかになんか喋ってる。

最近アニメ『銀魂』ばっかり見てるからか、僕の脳内ではエリザベス公がオバハンを煽っている。

読唇術なんて持ち合わせていないからあくまで推測だけど、明らかに「おはようございます」でも「こんにちは」でもないことを言っている。

寝起きでただでさえ不機嫌なところに「あなたは神を信じますか」なんて言われたらトチ狂って「私が神だ」とか狂気じみたことを口走りかねない。

玄関先での宗教戦争なんてごめんである。

ちなみにその日僕が来ていたシャツがこちら(左)なんですが。「私が神だ」なんて勇ましいことを言ったとしても貧乏神が関の山。どれだけうまくいっても阿呆神くらいのもんでしょう。

僕が用事のある相手出ないことは明白だったので、「通話」ボタンを押した直後に「終話」ボタンを押しました。要するに居留守です。

まじでこんな見た目のオバハンだった

部屋に戻るとムニャムニャした禊が「誰が来たのぉ…?」と聞いてきたので「何かの勧誘な気がしたから放置してきた」と答えて二度寝しました。ラーメンよりも、今はお布団が恋しい。

起きた12時、いざ一心亭へ!

二度寝より起きたひやみそ。昨晩のラーメン総選挙の続編を布団に寝ころびながらやりました。

ふくちゃんラーメン、いっぱちラーメン、成金ラーメン、一心亭。

ひやみそ家ラーメン投票の末、選ばれたのは小田部にある一心亭でした。

以前フォロワーさん数名にオススメしていただいてたんですがなかなか行く機会がなくて、だけどめちゃくちゃおいしいと聞いていたんです。

これこそ好機ではないか!そう意を決して一心亭に向かいました。

結局勧誘おばさん(仮)のあと1時間ほど二度寝したので家を出たのは12:30。お店に着いたのは13時前くらいです。ちょうどランチタイムの後半戦、少しずつお店が空き始める頃合いです。

まあ時間も時間だしそれなりに空いてるだろうなぁ~…と思いながらお店に入ったんですが、1組待ちが出ていました。

店内はこんな感じ。カウンターが6席とテーブルが6席ほど。真ん中には辛子高菜とお漬物コーナーがあります。

最近減りましたよね、高菜無料のお店。僕の中で辛子高菜がこうやって置いてあるお店は貴重なんです。高菜大好きなもので。

ちょっと待つと案内されました。各々注文を決めていきます。

僕は初めて来るお店では絶対にベーシックなものを注文するので長浜ラーメンと餃子、その後替玉と言ったところ。

禊はどこに行っても大体ベーシックから外れたものを注文するのでもやしラーメンに卵トッピングと餃子です。

3年間仲良く暮らしている僕ら、考え方やものの好みは似てきたところもありますが、そこら辺の感覚はまだまだ似てきませんね。笑

とはいえ別々なものを頼んだ方が、シェアハピできて2度楽しいということもあるのでそれもよかったりします。

注文を済ませたひやむぎは一目散に辛子高菜のもとへ。

この大根の酢の物も柚子風味でさっぱりおいしかったです。夏はこういった味付けのほうが箸が進みますよね!もちろん辛子高菜もめちゃウマで、ピリッと辛く後引く味わいでした。

長浜ラーメン 630円

辛子高菜の辛味に取り憑かれながらパクパク食べていると、ひやむぎのラーメンが着丼。このスープの色、雑に泳ぐストレート麺、散らされたネギ。

この飾り気のなさが益々食欲をそそります。

ひと口すすってみましたが、とてもまろやか。ほのかに長浜ラーメン特有の獣臭さがあって、塩気もほどよくて飽きのこない味です。これは好きな味だ…!

もちろん元祖長浜家のスープも好きなんですが、その日の気分によってはなんとなくあっさりしすぎていることもありまして。

こってり寄りのラーメンが食べたいときには良さげです!

そうそう、少し話は逸れますが。

一蘭ブームがきっかけで、麺の向きを揃えてくれるお店が増えた気がするんです。やたらとオシャレな盛り方するお店とか、奇をてらった…とは少し違いますが被写体としてのラーメンを追ったようなもの。インスタ映えの弊害ですかね?

一蘭のラーメンもおいしいんですけどね、ビジュアルで勝負してる感が拭えず…

見た目にも気を遣うのはそれはそれで大事なんだと思いますが、個人的には「いやいや、そげんきれいに盛り付けんでいいけん早よ!」ってなるわけですよ。

至高の一杯!みたいな特別感のあるラーメンよりも、麺がどーん!ネギとキクラゲをパッと散らしてレンゲ乗っけてはい!お待ち!みたいな雑多なラーメンのほうが好きで。

そんなひやむぎに一心亭のラーメンはどストライク。これはまた違った美しさがあるんです。

ラーメンのビジュアルを噛み締めていると(早よ食え)、禊のもやしラーメンwithたまごも着丼です。

禊は超絶猫舌なのでちっちゃな器に取り分けて冷ましつつ食べてます。最初から生卵が別添えで来るわけじゃなくて、丼の真ん中に浮かんできます。

おじゃる丸が住む月光町を照らす満月のようにまったりと。

それを別皿に移して溶き卵にして食べるのが禊流です。やけどせんようにね。

注文はもちろんバリカタ。麺に少し芯が残るくらいが好きです。

ストレート麵ながらスープがしっかり絡むので、一番いい塩梅で味が広がります。麺をすすって、キクラゲなんかを間に挟んで食感を変えて、また麺をすする。

そのたびに麺を噛みしめつつ、マイルドなスープに感じ入るわけですよ。

あぁ、博多っ子でよかったぁ…!

僕はこのラーメンを食べるために博多に生まれたんだ…!

そんなことを考えながら食べていたらあっという間に食べ終えてしまいまして。

ここのチャーシュー分厚い!なんて喜びつつ。

替玉完了!

1杯目を食べ終えた時点でスープが少し冷めているので、カタで替玉をするかいつも悩むんです。アツアツのスープの中を漂う1杯目の麺と違って、少しぬるくなっているので麺が伸びにくい。なので替玉はそこまでガチガチじゃなくてもよかったりするんですが。

だけど言っちゃうんですよね、「替玉バリカタ」って。

だってカタにした途端に歯ごたえなくなるお店もあるんですもん。

「お前、ひょっとして冷麦か…?」なんて思っちゃうくらい柔らかくなるお店があって。あ、ちなみにここで言う冷麦は僕のアカウント名じゃな(ry

そもそもラーメンなんて讃岐うどんじゃないんだから、歯ごたえを楽しむもんじゃないのは承知なんです。だけど替玉一口目で若干麺がコリっというあの食感がたまらないんです。

いつの間にこんな食べ方するようになったか、ふと考えてみたんですが。前々職の先輩にやたらとおいしいお店を教えてくれるグルメな人がいたんです。

大野城にある狐狸庵を教えてくれた人です。そういえば元祖長浜家に初めて連れてってくれたのもあの人。そして僕を替玉がバリカタじゃないと落ち着かない特異体質にしたのもあの人でした。元気してるのかな。

先輩に思いを馳せていると禊がごちそうさまをしていました。

究極の猫舌さんに、ハフハフ言いながら食べた感想を聞いてみたところ「ふくちゃんラーメンと並ぶツートップになった」という稀に見る気に入りようでした。

これからのラーメン選びのレパートリーとして堂々のエントリーとなりました。これは通う価値ありです!

編集後記 ~あついのなんの~

禊が珍しい勢いで気に入ったお店だったんですが、一つだけ苦慮する点がありまして。

店内が尋常じゃないくらい暑いんです。行ったその日の気温が35℃もあったんで、それも原因の一つだとは思うんですが。

冷房はちゃんと動いていましたが、釜から客席までが近いのもあって冷気よりも熱気のほうが優勢のようでした。

炎天下でBBQして来たレベルの汗をかきながら食べるラーメン、それはそれでツウな食べ方なのかもしれませんが、もう少し涼しいと食べやすいなという印象がありました。夏が終わったらまた行ってみようと思います。

店舗情報

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