12/4(土)にみとシティライナーの運行再開に立ちあいました。場所は福岡の発着地であるキャナルシティ博多です。
みとシティライナーの路線概要
みとシティライナーは美登観光バスが運行する高速路線バスで、福岡~都城~宮崎駅~西都中央公民館を結びます。運賃は片道4,000円、往復8,000円とお手頃価格!
以前は博多駅横にあるHEARTSバスステーションからの発着でしたが、今回の運行から発着地をキャナルシティ博多に変更しました。商業施設の真横にバス停があるので、時間ギリギリまでお買い物もできますね!
…とはいえキャナルシティ博多、すごく広いこともあり迷いやすいので乗車の際は時間に余裕を持った方がよさそうです。
ざっくりこんなバス!
みとシティライナーに使用されるのは、日野自動車のセレガという大型バスです。
運行再開を心待ちにしていたかのような青空の土曜日、車体の色とよく映えていました。とってもキレイ!降りてこられたのは女性の乗務員さん。とてもゆったりと丁寧に運転されていました。乗り心地もよさそうです。
車内は4列シート!
標準的な高速バスのシートです。
身長180cmのひやむぎが座ってもそれなりに余裕がありました。やはり長旅ですからシート間は少しでも広いほうが何かと助かりますよね。
各シートにはドリンクホルダーと網ポケットが付いているため、飲み物や車内で使うアイテムは置いておけます。
窓にはカーテンも付いていて日光も遮れますし、何より寝ていても車外に寝顔を晒さなくて済みます。
車内後部にはお手洗い
休憩は数回あるものの、やはり不測の事態は付き物なのが旅というもの。
特に一度気になると頭から離れず、最悪の状況までイマジネーションが突っ走ってしまうものです。あってよかった車内トイレ。
バスのトイレって、もっと狭いものかと思っていました。でも座ってみると意外と広くてゆったり座れるんですね。
でもほかのお客さんも使いたいかもしれないので長居はしないようにしましょうね。笑
感染症対策にアクリル板
これは前方視界を楽しみたい方には残念なものかも。このご時世仕方ないとはいえ、やはりアクリル板は通さずに景色を楽しみたい…。
新型コロナウイルスが落ち着いたら外されるのでしょうか。その日を楽しみに待ちましょう。
路線・ルート・料金などはこちらから!→みとシティライナー 3便
キャナルシティ博多発になって心機一転、たくさんの利用があるといいですね!
ちょっとこぼれ話
この日、修学旅行のバスが8台到着しており、そのうちの3台が美登観光バスでした。路線バス駐車区画の隣に3台が並んだため、合計4台のバスが並ぶという偶然が発生。乗務員さんが一番びっくりしておられました。「えぇっ!うちのバスがたくさんいる!!」と。笑
美登観光バスさんは1人1車担当制(ずっと同じ車両に乗務する)のため、バスにも少しずつ個性が。一番右側の車両(314)のスモールランプがLEDのカスタム仕様になっていました。運転士さんに聞いてみたところ、「点けちゃるけん写真撮ってんね!」とわざわざライトを点けてくださりました。
白色LEDが輪っかになっているところが運転士さんのこだわり。数台の車列でのツアーでも、先頭を走る運転士さんがこれを見て「全車ついてこれているな」という目印になるんだとか。
ライト1つを見ても運転士さんの経験とそこから考え抜かれた「1つでも運転中の不安を取り除けるように」とのこと。かっこいいだけじゃない。
LEDがきれいなだけじゃない。
その根底には安全にとことんこだわろうとするプロ意識がある。
生徒さんの乗降の時間になると率先して安全旗を持ち出して誘導したり、自分のバスだけではなくその駐車場に駐車するすべてのバスが事故を起こさないように。徹底された安全意識が伺えた瞬間でした。
そんなかっこいい美登観光バスの運転士さんたちでした。
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