こんにちは、ひやむぎです。
先日ツイートにてお知らせしたとおりなんですが。
昭和バスMV 「HIGH FIVE / 高橋優」が完成しました!(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
いやあ、長かったです。編集にここまで試行錯誤したのいつぶりだろうかってくらい。今回初めて撮るようなカットもたくさんあり、しかもいつも作ってる西鉄バスと違って自然の中を走る風景がものすごく多い。
そして動画内で自分のトークパートも入れている。初めてだらけのMVです。
とにかくかっこよさを伝えたかった
ひやむぎがバスの動画を作る理由のひとつに、バスの運転士さんのかっこいいところを皆さんとシェアハピしたいって言うのがあります。
路線、観光、コミュニティ。
どんなバスであっても運転士さんはその一挙手一投足がカッコいいのです。どうすればバスファン以外にも伝わるかな~って考えました。
動画の構成を練りに練りました。練りすぎてカチカチになりそうなくらい練りました。
そして出来上がったサムネとイントロがこちら。
そして高橋優さんのオフィシャルMVの出だしがこちら。
正直に言います。オフィシャルMVの優さんの脚をおこぜさんの脚にして、背景を朝焼けの堤防からバスに変えただけです。汗
これ以上にカッコいいカットが思いつかんかった。運転士さんへのエールの動画でファーストカットが車体じゃ味気ない。主役は運転士さんなんだから、運転士さんから始まらなきゃダメ。
それでたどり着いたのがこのカットでした。
ここから先も、エンジン始動、サイドブレーキ解除からシフトチェンジ、制帽をかぶるところや運転中のハンドルに至るまでたくさん撮らせていただきました。
以前この記事で書いたひやむぎ的フェチなアングルを詰め込んだ感じです。
羨望の眼はここに向かずとも
MVを作るときには歌詞と情景まで考えて作っていたりするんですが、たまに「現場の方に届いたときに伝わればいいな」というメッセージのようなものを入れ込んでいるときがあるんです。
例えばここ。「羨望の眼はここに向かずとも」という歌詞なんですが、整備工場のカットを入れました。
バスというと運転士さんが真っ先にイメージされますが、バスの運行ってたくさんの人の「仕事」の上に成り立っているわけで。
運行管理者さんから事務員さん、そのほか本当に多くの方の力があってやっと1台のバスが動きます。
このカットには映っていませんが、整備士さんだってそのうちの一人。点検をして、不調箇所を修理してくれる人がいなければ安心して走らせることもできません。
まさに縁の下の力持ち。夏の酷暑でも、極寒の冬でも。空調もない整備場で人知れずバスと向き合う人がいてくれるからこそ、地域の交通は成り立っている。
撮影で伊都営業所にお邪魔した時から、このカットを使う場面は決めていたんです。
とても小さなたわいないような
「神は細部に宿る」って言葉が好きです。
元は建築の世界の言葉で、近代建築の巨匠ミース・ファン・デル・ローエの名言と言われています。(いま調べた知識)
「細部へのこだわりが作品の本質を決める」という意味で言われた言葉で、細かなところまで気を配って作られたものこそ、良作だというもの。
曲の中で「とても小さなたわいないような」という歌詞は2回登場しますが、どちらも運行前の様子にしました。
もちろん運転中にも「小さなたわいないような」気遣いはあると思いますがが、なによりも乗客である僕らが普段見られないところでも、ものすごく細かな気遣いをしていただいていると思うんです。
安心に走れるように点検はもちろんのこと、窓や車内の清掃、諸々の準備まで。客席の窓なんて運転するうえではほとんど関係ありません。それでもきれいに拭かれているのはなぜか。
少しでも快適に乗ってもらえるようにという、運転士さんの心遣いだと思うんです。
日々当たり前のように乗っているバスは、数々の細かな手間とまごころがあってこそ。そんな「小さなたわいない」積み重ねが、動画を見る人に伝わればいいなと思います。
星野源さんに憧れて中間トークパート
星野源さんは僕の好きなアーティストの一人で、特に学生時代によく聞いていました。ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』はリアタイで見ていましたし、新曲が出たらすぐに聞いていました。
夜中に放送されるオールナイトニッポンも欠かさず聞いていましたし、ガッキーこと新垣結衣さんとの結婚が報じられた時には「リアル逃げ恥じゃねえか!やったぜ源さんおめでとう!」と歓喜したことも鮮明に覚えています。
そんな星野源さんのMV、日本中を風靡した「恋」や「SUN」、僕が一番好きな「化物」や「地獄でなぜ悪い」などでは、途中で源さんの語りパートが入るんです。
その多くが初回限定版特典のDVDの紹介なんですが、楽しそうに紹介していたり、収録の様子の映像が流れたりととにかく他のアーティストのMVとは違っていました。
むしろそこが楽しみで見ていたまであります。楽曲の途中はそのせいで聞けないし、PVも途中は見れないから恋ダンスのフルの振り付けは見れない。だけどそんなことを忘れるくらい、源さんの語りを聞きたかった。そして分不相応にも憧れていました。
だから撮影の様子や、僕ら夫婦の様子などなど。MV自体に関係があるかと言われればたぶんないけど、見てくれているフォロワーの皆さんに楽しんでもらえるようなトークパートを今後もやっていこうと思います。
「またなんか阿呆なこと言ってんなぁ」くらいの温度感で見ていただけると嬉しいです!笑
次回作は「青と夏」
動画内でも話しましたが、次回作はMrs. GREEN APPLE「青と夏」で制作中です。
こちらはウエストコーストライナーの1周年記念動画になります。
使うカットが重複するから「ん?なんだデジャヴか?」ってなるかもしれませんが、そこはご愛嬌でお願いします。
今回の「HIGH FIVE」とはガラッと変わり、かなりテンポのいい曲です。9月になってから言うのもアレですが、夏を感じていただければと思ってます。
もし編集が長引いちゃった時には急遽予定を変更して「夏の終わり / 森山直太朗」になる可能性をわずかにはらんでいますが、その時には「あ、間に合わんかったんやな」ということで…。
なぁつのお~わぁ~りぃ~♪
嘘です。死ぬ気でやります。やってます。
編集しながら次のトークパートをどうするか考えてますので、気長にお待ちください。
朝晩はだいぶ涼しくなりましたがまだまだ日中は照り焼きになりそうな日差しです。一度涼しさを感じたあとは熱中症になりやすいって聞いた気がしますので、夏の終わりを待ちつつ皆様ご自愛くださいませ。
以上、ひやむぎでした!
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