ADG-RAで行くWCLの旅②~田舎と赤バスと思い出と~

バス

どうもどうもひやむぎです。

前回記事をいろんな方に読んでいただき、たくさんのいいねやRT、そしてリプをいただきました。ありがとうございます!

1日でこんなにPVをいただいたのはいつぶりでしょうか…💦

前回お腹いっぱいになった昭和バスさんとの夢コラボについて書きましたが、今回はその続きです。いろんな風景と一緒に赤バスを撮影でき、連想ゲーム「ひやむぎといえば」で5本の指にランクインするであろう森山観光バスの思い出もあり、そして動画素材も撮れました。

幸せすぎて罰が当たるんじゃないかとソワソワした旅の後半、ご覧あれ~!

田舎で停まろう、田舎で撮ろう。~泊三区の田園風景~

西鉄バスと田舎風景。撮ろうと思えば脇山小学校あたりで撮れますが、そこに昭和バスのバス停が加わるとどうでしょうか。

地元民の皆様には思い浮かぶのかもしれませんが、昭和バス初心者のひやむぎにはあまりピンとくる場所がありません。

行程表を見ても、名前を聞いても「へぇ~そんなバス停があるんだ~」というレベル。Google マップで場所を見てやっとぼんやりイメージできるくらいでした。

初めて降りました。

泊三区。

なんだここ。

めっちゃいい景色じゃありませんか!!

広がる田畑、澄み切った青空、そしてバスの赤ライン!

こういう空と一緒に撮れる情景ではバスの横顔がめちゃめちゃかっこよく撮れるんです。しかも真上から太陽が照らすので輪郭が少し光って車体の線が際立ちます。

のどかな田園風景の中に停車するメカニカルなバス。そのコントラストもいい感じです。

こちらは基本の青空煽り構図(と自分で呼んでる)です。やっぱり青空が良い味出してくれますねぇ!

あとものすごく細かいところを言えば、ベビーカーのロゴの右上あたり。反射して光ってるんです。こういうちょっとした反射も大好きです。

聖地巡礼~姿を消した森山観光バスと念願のコラボ~

2022年1月末、忽然と姿を消したバス会社がありました。

当時からひやむぎを知る古参の皆様なら、あの頃のひやむぎがTwitterでどれだけ騒いでいたか思い出せるのではないでしょうか。

そう、森山観光バスです。今でも思い出としてちょいちょいブログやツイートに登場する、ショッキングピンクのバス会社。

観光バス界の林家ペー・パーと言ってもいいくらいピンク(やめろ)

今でもその名残を見られる場所が、なぜか残っています。それがJR糸島高校前駅南口。

たぶん倒産自体が突然すぎて回収しきれなかったんでしょうね。かといってJR側も撤去するわけにもいかない。

ということであれから1年以上経過した今でもひっそりとロータリーに佇んでいます。

懐かしいなぁ、このマーク。開通が嬉しすぎて一人キャッキャしてたあの頃を思い出します。開通前に禊と見に来たりしたこの場所。

そこに西鉄バスで来られる日が来ようとは!

それが良いのか悪いのかはひとまず置いておくとして、これが残されていてよかったです。

ただ案の定というか、こんな紛らわしいもんがあるせいでしょうね。通りがかった親子が「え、このバスで京都に行けるの?」ってヒソヒソ話してました。笑

そりゃあ勘違いしそうにもなります。そろそろどうにかしたほうが良さげ。未だにここから京都まで行けるみたいになっちゃってますから笑(なんで鹿屋便はないんだろうか)

森山観光バスの遠めの関係者として、ひやむぎ家に持って帰っちゃダメでしょうか。我が家の庭ならバス停を置くくらいのスペースありますし…!笑

イオンで休憩~クレープ、焼き鳥、マルゲリータ~

お昼からはしゃぎっぱなしでお腹が空いたと思ったら時計は16時前。そりゃあ腹ペコです。最近食欲減退気味のアラサーひやむぎでさえそんななんだから、若いみんなはもっと腹ペコだったんじゃないでしょうか?

今回の休憩はイオン糸島ショッピングセンターです。

普段は乗用車が、通って搬入の4tトラックくらいな駐車場。そこに路線バスでぐんぐん進んでいきます。バスイベの醍醐味ってこれですよね。

普段バスが絶対に来ないようなところに行って、一般の方の「なんだなんだ?(; ・`д・´)」という表情を見る。

お母さんに手を引かれたちびっ子から強面のお兄さん、通りすがりのお婆ちゃんまでがみな等しく「はぁ?!( ゚Д゚)」という表情。楽しくて仕方ない瞬間です。

みんなの視線を横目に見つつ、パートさんがせっせこ並べてくれたカラーコーンに囲まれて駐車。お昼ご飯(?)にします。

イオンと言ってもフードコートはないので、キッチンカーで色々購入。

Dipper Danでクレープ買って…

焼鳥も買って…

ピザも食べました。

お腹が空きすぎて写真撮る前にかぶりついちゃったのはここだけの話。写真よりも食い気。グルメ系インスタグラマーなんかには確実になれない食いしん坊なひやみそ夫婦。これからも肥えていくことでしょう。

恒例のフォトラン~みんなで走ろう今津橋~

ツアーも終盤に差し掛かり、最後のお待ちかねイベントになりました。

そう、フォトラン。ルート上の絶景で今日のバスを撮れるという写真の腕が試されるコーナーです。

今回フォトランの舞台に選ばれたのは今津橋。福岡方面から今津運動公園を目指すときに渡る橋です。逆向きに走ると福岡タワーやヒルトンホテルが見えて「あぁ、福岡に戻ってるんだなぁ…」と感じる場所。

そんな今回の撮影地、今津橋。他の皆さんは各々の撮影ポイントに向かいましたが、今回の運転士さんと挨拶を交わした瞬間から密かに練っていたある計画がありました。

「運転士さんの手元を撮りたい!」

この記事で割と鼻息荒めに語らせていただいた通り、運転士さんのお手元が大好きなんです。道を譲ったときの挙手はファンサだし、その一挙手一投足がひやむぎにとっては最高に尊い瞬間なのです。

えぇ、認めましょう。ガッツリ目の変態です。

普段からバスに乗るときには車窓なんて目もくれず、運転士さんの手元にに羨望の眼差しを向けています。本当はカメラに収めたいんですが、車内での撮影はご迷惑になりかねないのでしていません。

だけど今日なら…!

撮らせてもらえるかもしれない…!

参加者がバスを降りて前側の座席はガラ空きになるし、フォトランだから速度も控えめ。これを好機と言わずして何と言おうか!

あの、運転士さん!

お願いがございます!

運転中のお手元を

撮らせていただけないでしょうか!!

無事OKをいただきました。

ちょうど夕刻の陽が運転席から差し込み絶妙な明暗が作り出される時間帯。照らされる真っ黒な運転席。

幼少期から憧れ、ずっと眺めていた光景をこんなにも堂々と撮影できる日がくるなんて…!

参加者がそれぞれの撮影地点に到着し準備を整えるころ、ひやむぎもまた車内でベストポジションを探っておりました。

※音声はありません。

この30秒ほどのカットでもたくさん語れてしまいそうです。シフトアップの滑らかな手つき、照らす光と動く影。そして走行中に幾度となく繰り返される繊細微妙なハンドルさばき。

すべてが最高でした。今後のバス動画の素材としてどこかで絶対に出てくると思います。

ちなみにこちらは前回ツアーの時の同運転士さん。LV290でした。こちらもかっこいい、だけどやっぱりバスはMTのほうがカッコ良さ増しますよね~!

楽しい時間はあっという間

フォトランも終わり、バスは休憩をはさみつつのんびり終点の壱岐営業所にハンドルを向けました。

それぞれが今日のツアーの思い出をかみ締めます。昭和バスさん全面協力でとんでもないコラボが実現したり、かつての最推しであった森山観光バスと幻の共演が実現したり、運転士さんの運転操作を撮れたり。

路線を走る営業中のバスを撮るのが好きだけど、バスイベにはバスイベでしかできないことがたくさんあります。

だから病みつきになってしまうのです。

運転士さんと一緒になって楽しめたというのも嬉しかったです。

今までのツアーって、なんとなく「参加者は写真撮りつつはしゃいで、脇で運転士さんがタバコ吸ってる」っていうイメージがありました。

運転士さんを置き去りに参加者だけワイワイしていたような。

だから心のどこかで「これは運転士さんからしたらどんな気分なんだろうか…」と思っている自分がいました。気にしい屋なものですから。

だけど今回、最初から最後までみんな一緒。楽しそうな先生とそれにくっついていく生徒の遠足みたいに。終始笑いが絶えない素敵なツアーでした。

↑しんちゃんのシールがかわいい。きっと9372の担当運転士さんもお茶目な方なんだろうな~。ぜひお会いしてみたいです。

参加したバスファンだけじゃなく、運転士さんも一緒になって楽しんでるツアー。

だからあんなに温かいツアーだったのか。

そしてそんなツアーを運営する小林くん、すごいじゃん。ありがとう!(´▽`)

「よっしゃ定刻!すごくない??ねぇ、すごいよね!!」

物思いに耽っていると運転士さんの声。時計を見ると帰着時刻ピッタリ。昭和バスで遊びすぎた遅れはどこにいったのか。運行ダイヤのマジシャン怒涛の回復運転。さすが、プロだ…。

陽はすっかり傾きまもなく夕暮れ。幸せな貸切会もこれにてお開きです。9372は駐車場所の都合と、夕方の出庫ラッシュが重なったため撮影を断念。出口側にいた9339で今回は撮り納めとします。

重ねてになりますが、運営陣のみなさんと運転士さん。そしてほっこりするメッセージをくださった担当運転士さん。本当に、本当にありがとうございました!

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