どうもどうもひやむぎです。
前回のトラックデートの後編です。今回は①福岡市内でごみを自己搬入する方法と②福岡市内で冷蔵庫を持ち込み処分する方法について触れていきます。
もし「引っ越しでそこそこの量のゴミが出た…」などでゴミを持ち込む場合のご参考になればと思います。(そんな機会あるんだろうか…?)
それでは行きまっしょい!
可燃・不燃ごみは西部クリーンセンターへ
福岡市では、ごみの処理施設へ自己搬入ができ、その際には事前の持ち込み予約が必要になります。また持ち込みの品目などにもルールがありまして、確認することは多いです。
ちなみに僕が今回自己搬入を行ったうえでチェックした項目は以下の通り。
レンタカーのトラックで持ち込むため事前に電話で予約した
個人持ち込みの場合は電話での予約になります。その際に、レンタカーでの持ち込みであることは伝えておく必要があるようです。
◯家庭からでたごみは、事業者による半優雅疑われる以下の車両での搬入はできません。
トラック、ダンプ車(軽トラック・軽ダンプは搬入可)、パッカー車、など
◯レンタカーで搬入する場合、車体に社名が入っていることや、レンタカーを利用する事業者が多いため車種にかかわらず事業者による搬入ごみ(事業系ごみ)としての取り扱いになります。(中略)家庭から出たごみをレンタカーにて搬入する場合は、コールセンター(092−433‐8234)にて事情等を聞き取り、搬入履歴・搬入物などを確認・審査の上、家庭系として予約可能な場合があります。
福岡市自己搬入ごみ事前受付より
今回の場合、洋服たんすとキャリーケースというどう見ても家から出た品目。そして「たんすが壊れた」という理由もあったためすんなり予約を取ることができました。
搬入可能品目を確認した
今回搬入した西部クリーンセンターは可燃ごみと不燃ごみ、粗大ごみの持ち込みが可能です。
ただし家電リサイクル法の兼ね合いで冷蔵庫やテレビ、エアコンなどは回収ができませんので要注意です。
全部自分ちで出たごみかどうか
自己搬入する場合、自分の生活で出たごみである必要があります。
許可を持たず、他人の廃棄物を排出者本人に代わって搬入することは「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」違反となります。
福岡市 ごみの自己搬入について
そんな法律があるとは知りませんでしたが、要するにお友達の家で出たごみを自己搬入として出すのは違法とのこと。要注意です。
その他の注意点は下記の福岡市のホームページに記載がありますので、ぜひチェックしてみてください。
積み込んで西部クリーンセンターへ
ここで前回ブログのこのシーンにプレイバック。ここまで出来たら西部クリーンセンターへ向かいます。
西部クリーンセンターについたら順路に沿って進み、受付での計量を行います。このときに予約番号が必要になります。
入場前と出場時に計量をすることでその重量差を出し、その差分に基づいて処分料金が決まります。わかりますかね、この先にある金属の床みたいなところ。
そこに車ごと乗せて重量を測るわけです。古紙の処分業者さんの工場や高速道路の料金所にある車重計測器、いわゆる「看貫(かんかん)」ですね。トラック用語です。
10kgごとに140円ということでした。ちなみに現金決済のほかQRコード決済やキャッシュレスサービスも利用できるということで驚きでした。
重量を測って番号札のようなものを受取り、トラックは最初の処分場である不燃ごみ庫へ。壊れた自転車の空気入れや細々した金属類を下ろします。
ゴツい扉が開くと暗めの構内で係員のおっちゃんが手を振ってたのでそちらへ。誘導に任せて所定の場所にトラック停めます。その先にはまるで地獄の釜のようなでっかい穴があります。例えるならスーパーマリオが落ちてくあれ。
人間に操られて穴に落とされるマリオってこんな恐怖感を味わうのかと思うと、もっとマリオさんに優しいプレイをしなければと気づかされます。
その穴に不燃ごみを投げ入れていくわけです。壊れた自転車の空気入れ、蚊取線香のフタなどなど。
不燃ごみをマリオの穴に投げ込んだらお次は可燃ごみ処理場へと車を動かします。
こちらもこんなごつい扉があって、車が前に来ると自動で開きます。これまたダンジョン感がありますよね。星のカービィなんかに出てくるメカ系ダンジョンの扉はこんなふうになっているに違いありません。。
そしてその中に入っていくと再びおっちゃんが誘導してくれるので、従います。今回捨てるのはたんす。たんすは粗大ごみ系なので奥の方に向かいました。
またもやマリオが落ちていきそうな穴が空いています。下ろしやすいようにバックで穴の前に駐車し、荷台のロープを解きます。
そうこうしていると、遠くからおっちゃんがやってきました。「よっしゃ!投げ込むばい!」
不燃ごみのほうにいたおっちゃんとは明らかにタイプが違う、明るくて威勢がいい近所の人に愛されてそうなおっちゃん。そんなおっちゃんと思いもしなかった共同作業の末、20年ひやむぎの服貯蔵庫として頑張ってくれた満身創痍のたんすとおさらばしました。
そして禊のキャリーケースを下ろそうとしたんですが。
「あ~それね。それは不燃のほうなんよ!もっかい不燃場に戻って捨てといで!」とおっちゃんに言われました。そういえば金属部品ばっかりですもんね。ということで再度不燃処理場に戻ってキャリーケースを下ろしました。
今回の処分料やいかに…?
たんす、キャリーケース、自転車の空気入れ、その他細々したごみ。
さあそのお値段は…Open the price!
懐かしのお宝鑑定団であればスタジオ全員が爆笑するお値段。0.03tの処分で¥420でした。
今回はトラックをレンタルしての持ち込みだったのでトータルで¥10,000はかかっていますが、自家用車で持ち込むと考えるとかなりお手ごろなのでは?
冷蔵庫は指定の持ち込み業者へ
前述の通り、家電リサイクル法の関係から市が運営する処分場では回収ができません。買ったのが量販店であれば、そこに持ち込んで処分してもらうのもアリです。
ただ我が家の冷蔵庫は貰い物だったので、市が指定する処分業者に持ち込む必要があります。
リサイクル券の購入
冷蔵庫の持ち込み処分にはリサイクル券が必要になります。郵便局に行ってリサイクル料金を調べてもらい、窓口で料金を支払って控えと領収書を受け取ります。←持ち込みの際に両方必要になります。
我が家の冷蔵庫は吉井電機(株)というあんまり聞いたことがないメーカーのもので、¥4,730。意外とかかります。
小型冷蔵庫などはもう少し安く済むものもあるようです。
持ち込み業者へ
今回行った西部クリーンセンターから近い(株)西原商事さんが最寄りの回収業者でした。
名前じゃわかりませんでしたが、福岡市内をよく走っている紫色のBEETLEパッカー車の会社です。
電話して持ち込み希望日とリサイクル券の有無を伝えると、営業日ならいつでも大丈夫とのことでした。平日ならいつでもOKということではないようなので、事前に確認がオススメです。
その後は恒例のトラックでのんびりドライブです
西部クリーンセンター、西原商事での用事を済ませたのが15時。トラックの返却は18時。3時間も余ったわけです。
前回、前々回とトラックを借りて天ぷら食べに鳥栖まで行くような夫婦です。このままタダで返すわけがないのですよ。
と、いうことで。
やってきたのは昭和バスのウエストコーストライナーのバス停でお馴染みの「つまんでご卵」です。
黄身がつまめるでお馴染みのあの卵、そしてその卵を使って作ったロールケーキやその他のスイーツ。時間的にもちょうどいいし何より小腹が空いたんです。
駐車場に駐車完了。
ご覧ください、この圧倒的業者感。
しかも2台奥に本物の業者さんがいたわけですよ。
より一層業者に見えてしまいますよね。
ちゃんとバスブログらしく、バスとのコラボもしてきました。
そして2人でおやつを食べて、海を眺めながら帰ってきました。
トラックレンタル代がかかるからゴミを捨てるのにかかる費用としてコスパがいいとは言えませんが、なんだか面白い処分方法でした。
今日は以上です!
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