【次郎丸】トリヤマルハチは焼き鳥と水炊きがうまい鳥料理の楽園だった!

グルメ

こんにちは、ひやむぎです。

久しぶりにグルメ回。今回は地下鉄七隈線の次郎丸駅エリアです。

次郎丸駅周辺って正直言って、あんまり飲食店があるイメージがないと思うんじゃないかと。ちょっと走れば木の葉モール橋本があるくらいのイメージ。だけどたいぶ前にこのブログで紹介した焼肉ジェットのよういろんなお店が点々と存在しています。探せばあるんです。

書いたときにはまさか自分が次郎丸周辺に住むなんて思っていませんでした。

僕ら夫婦のように近隣に住んでたりしない限りあまり来ないエリアかもしれませんが、来たら一度言ってみてほしいお店、それが今回ご紹介する「トリヤマルハチ」です!

ここのお店、家からも歩いて行けるのでよく食べに来るんです。ハッピーアワーもあるし料理もおいしいお気に入りのお店です!

トリヤマルハチとの出会い

僕らが初めてこのお店を訪れたのは「ADG-RAでいくWCLの旅」の帰路、壱岐営業所でバスを降りて徒歩で帰宅するときのことでした。

時間が18時頃だったもので、今から帰って作ったんじゃ遅くなるし、だけど食べないわけにはいかんからと話すうちに「そういえばトリヤマルハチってお店気になるよね。いつも前を通るたびに見てるから」となりフラフラっと入店。

どうやら焼き鳥と水炊きがメイン、その他に一品料理がたくさんあるようなメニュー構成です。

もちろん最初は生で #呑むぢぇ〜 するのが道理というもの。

思い返せば初来店の日、本当にたくさん歩いたんですよ。昭和バスの伊都営業所にお邪魔してバスを撮って、フォトランで気合い入れて動画撮って。

そして壱岐営業所から歩いてきてるわけですよ。もうね、喉はカラッカラ。2Lのペットボトルでも飲み干せそうなくらいでした。

ひやみそのいつものメニュー

鶏たたき盛り合わせ ¥990

乾杯を終えたくらいで最初の注文が到着。むねとももの鶏たたき。むねはしっとり、ももはコリっとした食感です。どちらもお酒が進む逸品。

薬味の生姜をたっぷりつけて刺身醤油でいただくのがオススメ。(ちなみに禊はにんにくマシマシで食べてます。)

豆腐のサラダ ¥690

たたきを食べていると次の注文も到着。かつお節で見えなくなっていますが、こちらは豆腐のサラダ。

豚バラ ¥240、鶏かわくるくる串(塩/タレ) ¥140

そして焼き鳥も到着しました。焼き鳥メニューがめちゃ豊富で、そんじょそこらの焼き鳥屋さんにも引けを取らないメニュー数です。しかも結構リーズナブルなお値段。

定番の豚バラ、鶏もも、せせりにヤゲン軟骨だけじゃなく、ホルモンに牛サガリ、ハツにハツもとなどなど。このお店に通い始めて早いもので1年になりますが、未だに全制覇はできていません。

うまい焼鳥屋は「きも」で魅了する

串ものの焼き加減がいつも全部絶妙なんです。

「きもの焼き具合でその焼き鳥屋の技量がわかる」と言ったのははバイト講師時代の同僚。あれから10年近くが経過し、20歳だったひやむぎも間もなく三十路。大人の階段を望みもしないのに爆速で駆け上がっています。

そしてアラサーまっしぐらなひやむぎは今になって、あの頃の同僚Tさんの言葉を噛み締めております。

Tさん、20歳でそれが言えるってあなた年齢ごまかしてない?僕がラムネサワーとか可愛らしいもん飲んでた頃から、島美人のお湯割りなんて渋いもん飲んでたもんね。何だったの?あの貫禄は。

九州大学理学部の結構ニッチな学科の紅一点、リケジョのTさん。あなたの味覚がわかるまでに10年かかりました。あなたの味覚は僕の10年先を行っているようです。

今あなたは何を美味しく食べていますか。そろそろカルビがきつくなりましたか。唐揚げは食べれてますか。シーザーサラダよりもひじきの煮物のほうが美味しく感じたりするんですか。

もしこのブログを読んでいたら「はっ馬鹿にすんなよ」と言われそうなので、ぜひその続きとして今の食の好みを教えてください。きっと僕が四十肩に苦しむ頃に、その気持ちがわかると思います。

思いっきり話がそれました。焼き鳥屋さんのレバーの話です。

きもって要するにレバーじゃないですか。学校給食一番の嫌われ者という不遇の身。どうにかして子どもたちに食べてもらおうと、栄養士の先生が思案した末に生まれた「レバーとじゃがいものカレー炒め」的なメニュー。

しかしそんな先生の熟慮もむなしく、食器返却時にあえなく残飯となり果てた大量のレバー。

学校給食でレバーが嫌いになったまま大人になる人って、結構いるんじゃないでしょうか。

そんなレバー嫌いさんたちにこそ食べてほしいのが、トリヤマルハチのきも串です。表面がね、パリッとしてるんです。例えるならボイルしたウインナー。噛んだ瞬間にそれまで張っていた皮が破れてジュワっと肉汁が溢れ出すあの瞬間は垂涎もの。

それに似た食感がレバーで味わえるんです。

そして中はトロットロ。レバーが嫌われる理由の一つがあの独特のパサパサした食感だと思うんです。それまで梅雨時期のダムのように潤っていたはずの口の中が、一瞬にして枯れた井戸のように乾くあの瞬間。

給食なんて基本的に飲み物は牛乳だと思うんですが、レバーが出た時に限っては最悪のコンビネーションなんですよね。血生臭いレバー味のもとへ流し込まれる牛乳。僕が幼少期にレバーが苦手だったのはきっとそのせいです。

衛生面を考慮してのパサパサ焼きでしょうから難しいのは承知ですが、もし給食のレバーがトリヤマルハチのレバーに変わったらレバー嫌いの子どもはぐっと減るのでは??

つくねは卵黄で化ける

朝挽きつくね卵黄付き (塩/タレ) ¥320

そしてこのお店イチオシの串が、なんといってもこの朝挽きつくね(卵黄付き)です。

お店で作った朝挽きつくねを鶏皮でぐるりと包んだボリューム満点のひと品。鶏皮で包んであるから、肉汁が閉じ込められてジュワっとジューシー。

そして卵黄が付いているということはですよ。

こういうことができちゃうわけです!

ビジュアルからしてもう美味しいんですよね。ジューシーなつくねに卵黄ですよ。それまではただの焼き鳥だったのにいきなりすき焼きも出てきたようなそんな感じ。

おすすめの食べ方は、①まずつくねを小さくひと口食べて本来の味を楽しみます。②卵黄をたっぷりつけて、ジューシーな肉汁と濃厚な卵黄を堪能します。③もはや焼き鳥であることを忘れ、串から外して豪快にディップします。

この瞬間が至福なんです。

ちなみにこのつくね、塩とタレが選べます。トリヤマルハチのタレは程よい甘さで素材の味を邪魔しないので、めちゃくちゃおいしいんです。

そしてそのタレと卵黄の相性もバツグン。味の変化が素晴らしい逸品、ご来店の際はぜひ試してみてください。

鶏料理はやっぱり水炊き

焼き鳥もさることながら、やはり福岡で鶏料理といえば水炊きですよね。家庭でも食べられる鍋料理で定番中の定番。

そんな水炊きを鶏料理専門店トリヤマルハチが作るとどうなるのか。早速注文してきましょう!

火の通った鶏肉が人数分入った状態で提供されます

注文してしばし。人数分の鶏もも肉が入った状態でお鍋が届きます。

水炊き ¥1,490(二人前より注文可)

そして野菜も届きます。これで2人前。ちなみに後から具材のおかわりもできます。

具材も届いたことだし早速全部入れて煮込んで…と行きたいところですが、トリヤマルハチの水炊きには楽しみ方があるんです。

まずは鶏肉とスープを味わうべし!

水炊きを注文すると長細い湯呑みのようなものがついてきます。スープを飲むためだけに用意された器です。

野菜やつくねを入れる前に、まずはそのままの味のスープを味見するんです。

まだ鶏肉を煮ただけのスープなので、若干の塩味と出汁の優しい風味が口の中に広がります。ひと口スープを味わったら鶏肉の出番。大きめに切られたもも肉はとても柔らかく、ぷるんとした食感です。

つくねを入れて味の変化を楽しむべし

もも肉とスープを味見したら今度はつくねを入れます。このつくね、味わいからして上述のつくね串の中身でしょう。

つくねを竹の筒から鍋に入れていくのってなんだか楽しいですよね笑

待つこと3分、そろそろつくねに火が通る頃に、もう一度先程の湯呑みを取り出します。つくねの出汁が鍋に混ざることで、先ほどとはまた違った味わいが楽しめるんです。

じゅわっとジューシーなのは串でも鍋でも同じ!

スープを味わったらつくねも味見してみましょう。オススメはポン酢と柚子胡椒です。

鶏本来の味を楽しめるように、つくね自体への味付けは薄めです。そこにポン酢の酸味とピリッとする柚子胡椒の爽やかな風味。これを食べずして帰れません。

ちなみに禊は、ポン酢すらつけずに素材そのままの味を楽しんでます。なんか食べ方が通だね。

野菜の甘みを存分に楽しむべし

つくねを堪能したら仕上げに入ります。野菜投入のお時間です。

鶏の出汁がたっぷり溶けたスープ、そこにキャベツ、人参、油揚げ、豆腐、しめじが入ります。

水炊きにキャベツって意外ですよね。本場の水炊きはほとんどが白菜だと思います。僕も最初来たときには「なんだぁ、白菜じゃなくてキャベツなんだ」と思いました。だけどこのあと、キャベツでよかったと思う瞬間が訪れます。

二度あることは三度ある。やっぱり出ました、この湯呑み。具材を足すごとに味が変わるので、野菜投入の後でも活躍します。

鶏肉、つくねの風味が溶け出たスープ、そこにさらに野菜の旨味と甘味が加わるわけです。ここまで来るとこのスープだけでも成立してしまいます。

お味噌汁みたいな顔して定食の脇に添えられていてもなんら違和感はなさそうです。

それくらいしっかりとした味わいになるんですよ。すごいですよね。おそらくこの甘みが出る立役者なのがキャベツなんですよね。つくねまでのちょっと塩気が効いたスープとはまるで違う、優しい甘みが出るんです。

なんとなくポトフのような感じになります。

野菜を煮込んだら、あとはお好みでいただきましょう。

最後はやっぱり雑炊で〆るべし

〆雑炊セット ¥340

水炊きの〆といえばやっぱり雑炊。ちゃんとメニューにも用意されています。

先程までたくさん煮込んで残った優しい甘みの鶏スープ、そこにご飯と溶き卵を加えたら最高の雑炊が完成します。

最後はあっさりとポン酢だけでいただくのがいいんじゃないでしょうか!(とはいえ最近、焼き鳥食べると雑炊までたどり着かなくなりました。胃がちっちゃくなった気がしてなりません)

ランチも元気にやってます!

次郎丸駅周辺、地下鉄はあれど夕方以降に来ると帰りが少し大変…。そう思われるかもしれません。そんなときはまず、ランチを狙ってみてはいかがでしょうか。

博多華味鳥を使用したボリューム満点のランチ、全12種類。ディナーが美味しいならランチも美味しい。しかも水炊き定食まであるから、お昼からあの味を堪能できるわけですよ。夫婦で行ったら禊が毎回注文しています。美味しいらしいです。

僕のお気に入りは親子とじ定食なんですが、今までに見たことがないくらいにとろっとろの卵が食欲をそそるんですよ。

もう見てくださいよこの白身。とろけまくりでしょう?

これを炊き立ての白ご飯にかけて頬張ったら、お昼から幸せ間違いなしです。仕事中なんかに食べちゃったらもう午後の仕事なんてどうでも良くなります。

なるようになればいいさなんて気持ちになります。悪魔的な美味しさです。

他にも平日飲み放題だったりハッピーアワーだったり、いろんな楽しみ方ができるお店です。近くに来たらぜひ、立ち寄ってみてください。

鶏料理を贅沢に堪能できるトリヤマルハチの紹介でした〜🐓

お店の情報!

トリヤマルハチ 次郎丸店

トリヤマルハチ

〒814-0165

福岡県福岡市早良区次郎丸2-30-3

TEL:092-400-1175

営業時間:11:30~15:00

17:00~23:00(L.O22:30)※金,土のみ~24:00(L.O23:30)

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