僕の撮りたいバス風景の中に、「シネマティック」というジャンルがあります。
英語の”cinematic”は、iPhone13にシネマティックモードが搭載されたことでメジャーになったことでしょう。
直訳すると「映画的な」という形容詞ですが、要するに「映画のワンシーンのようなバスの写真を撮りたい」と思うのです。
ひやむぎが思う”cinematic”
映画って言ってもたくさんあります。僕が好きな『僕たちと駐在さんの700日戦争』だったり、あまり映画で泣かない僕が唯一泣いた『君の膵臓を食べたい』だったり、『ホットロード』、『アルマゲドン』、『映画のおそ松さん』…。
ちなみに上述したのは過去に見た作品の一部です。映画館で見たり、Netflixで見たり。
その中で、写真に活かせる”cinematic”はどんなものなのかと。
そしてその結論は、「光」、「ボケ感」と「ストーリー性のある背景」だと僕は思います。
例えばこちら。
バスの左側面ですが、夕方の暗がりと車体の反射、そして街中の看板を写しました。F値は11くらいだったと思います。
ISOを欲張ったせいで少しがさつきのある写真になってしまいましたが…💦
信号機の反射の色が変わるだけなのに雰囲気ががらっと変わります。
青信号と赤信号。それぞれどんなストーリーを想像できるでしょうか。
でも流し撮りも最強なのは言うまでもなく
とはいえです。とはいえですよ。
やっぱり流し撮りはしてしまいますよね。この間の記事にもこんなの上げるくらいには。
この記事を上げた後にも撮ってみたんですが、やっぱりくっきりと運転席にピントが合った時の気持ちよさたるや!
街中の反射を利用して
先ほどは車体に反射させましたが、街中は反射の宝庫です。大きめの窓ガラスさえ見つかれば、バスの車体も写せます。
地下鉄七隈線の渡辺通駅入口は、渡辺通1丁目バス停の真横にあります。乗車扱い中のバスを写せば、あっという間に異世界への扉が開くような一枚を撮ることができました。
アイテムを入れてみるのもアリだと思う
バス単体でのショットもいいんですが、小物を入れて撮ってみるのもアクセントになっていいのではないかと思っています。
インスタ映えが話題になってから久しいですが、インスタグラマーはよく被写体に小物を添えて撮影しているんです。
例えば旅先で、手持ちのフォトフレームを入れてみたり。
鏡のリフレクションで不思議な雰囲気を出してみたり。
レンズボールで上下反転させてみたり。
それを取り入れてみるとバス撮りだって一気に世界観が変わるのでは?ちなみに僕はSeriaでフォトフレームを買いました。これで撮ってみた写真、思った通り結構いい感じなんですよ。
最近では100均でも映えアイテムの品ぞろえが増えてきました。バス撮りといえばやはりバスになってしまいそうですが、ちょっと趣向を変えていつもとは違う1枚を撮ってみると思わぬ発見があるかもしれませんね!
今日は以上です~!
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