アメリカで乗ったGILLIG社製バスの話

バス

Google Photoのストレージを利用し始めて早いもので7年。大学生のころから使っていますからね。そりゃあいろいろな写真がたまっていきます。

懐かしい写真を見つけたので今日はそのお話を少し。

日本じゃ見ることの出来ない、アメリカのバスの話。

2014.8 アメリカミネソタ州にて

一番古い写真は2014年。アメリカのミネソタ州に語学留学をした時のものが出てきました。メトロ・トランジットという路面電車&バスの交通システムがあり、通学に利用していたんです。

やはり日本のバスと違ってド迫力だし力も段違いに強い。GILLIG社製でした。

やっぱり日本(というか西鉄)と比べるといろいろ違いますよね。日本じゃありえないこともありました。

あれは学校帰り。先輩と乗ってた時のこと。バス停に到着して、誰も降りない誰も乗らないのになぜか停まったまま。

「まだ終点じゃないけどなぁ?」と思って運転席を見ると、ハザードランプが点いていました。時間調整?

運転士さんがシートベルトを外してもぞもぞ。よく見ると軍手に付け替えてる。するとカバンからスプレーを取り出して降りていきました。

そしてフロントガラスの前に仁王立ちしたかと思うとおもむろに窓を拭き始めるではありませんか!

「えぇ?!まだおれたち乗ってるのに?笑」

さすが自由の国ってことなのかな〜と思いました。(たぶん違う)

そのほか、乗ってみて驚いたことが3つあったんです。

車両の機能面のびっくり。

なんと自転車を載せるラックがフロント部分についているんです。

載せる時は乗客が自分で。

最初に見た時はびっくりしましたね~。バス停で自転車を持ったお兄さんがいたので、バスで誰かが来るのを待っているのかな~なんて呑気に思っていたんです。

そしたら停まったバスの目の前にやってきて、あれよあれよという間に自転車を積載。何事もなかったかのように乗ってきたんです。いや、何事もなかったんですけど。

自転車を載せても別料金はかからないようで、運転士さんに一声かければ降りる時も待っていてくれます。

載せ方はこんな感じです。

別の日に自転車置き忘れてったお兄さんいたけど大丈夫だったのかな…?いまだに気がかりです。笑

バリアフリー面にびっくり。

これは車両と市民の意識の両方に驚きました。

車いす利用者の乗車扱いの時、日本のバスだと運転士さんが降りてスロープを引き出して…とするんですが、なんとボタン1つでニーリング(車高調整)→スロープ張り出し→格納ができるようなんです!

しかもこの機能、車いすではなくても足の不自由な方やその他、運転士さんが必要と判断した場合にはすぐに活躍します。

あと優先スペースでなくてもさっと席を空ける市民の意識も日本とは明らかに異なります。車いすが来たら、隣に座っているのが見ず知らずの人だったとしても声をかけて別の席へ。

こんなこと、日本じゃまず見ない光景。「お客様は神様」文化の弊害とでも言いましょうか…。市民全体の意識そのものがバリアフリーに組み込まれているからこその行動だと感じました。日本もこうならないかな?

ボタンじゃなく紐でびっくり。

車内はかなり広め。

3つ目。これが一番びっくりしたかもしれないのが、降車ボタンがない。どうやって降りるかと言えば、車内の窓枠とかに張られた紐を引っ張る。

すると”Stop Requested.”の自動音声が流れる。日本で言う「次、停まります。」のようなもの。最初はアナログに思えましたが、どこに座ってもどこかしらの紐に手が届くようになっているのでこれはこれでいいのかも…。

走行中の動画も見つけました。やっぱりバスオタクってどこにでもいるんでしょうね。

なんだか親近感が湧きます。笑

リンク貼っておきますのでご覧下さい。(英語です)

それでは今日はこの辺で、またね〜*˙︶˙*)ノ

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