ひやむぎです!
つけ麺、好きですか?ひやむぎは乾麺のような名前をしていますがつけ麺が大好き。
あのこってりしたスープに麺をくぐらせて頬張ると口の中に広がる風味。
ラーメンとは違った麺のもちもちした食感。
ごろっと入ったチャーシュー。
たまりませんよね。だけどこう思ったことはありませんか?
「重い…。こってりしすぎ…。」
こってりしているからこそのつけ麺。だけど時にはさっぱりしたつけ麺という、相反する両者をひとところに迎えたくなる衝動に駆られるんです。
そんなわがまま、叶いっこない?いいえ、叶えてくれるお店が福岡空港にあるんです。
濃厚豚骨魚介つけ麺のパイオニア「つじ田」福岡空港店
2005年に神田御茶ノ水にオープンし、昨年6月にはららぽーと大阪EXPOCITYにも出店したラーメンつじ田さん。
豚骨、鶏がら、魚介、昆布、野菜、他合計十数種類の食材をベースに作られたスープは濃厚なのにけっしてしつこくはない味。つけ麺ならではのとろみがあるスープが麺とよく絡みます。
スープの中にはごろっとしたチャーシューとメンマと味たまが隠れています。これがまたいい味してるんだ( ̄▽ ̄)
運ばれてきたらまずはスープを一口、それから麺をつけてずずずっと一気にすすります。これがお店が掲げる「つけ麺流儀」その壱です!
つじ田のつけ麺 本領発揮!ここから味変が始まる!
つけ麺は味の濃いもの。食べ始めはおいしいんですが食べ続けると…。だけどつじ田のつけ麺はそんな悩みは一切不要。
麺の上にちょこんと鎮座ましますは、すだち。3分の1ほど食べたところで、すだちを絞ってみましょう。すると先ほどまでこってりしていたつけ麺が、驚くほどさわやかな風味に早変わりします。
ひやむぎはこのつけ麺を食べてから、つけ麺の概念が根底から覆りました。
味変に次ぐ味変は、宮内省御用品にも選ばれた原了郭の黒七味!
麺が残り3分の1ほどになったら最後の味変。机の片隅に置かれた木製の容器に入っているのは「原了郭の黒七味」です。
原了郭は京都市東山区祇園町に本店を置き、香煎と黒七味を扱う老舗。明治・大正期には「宮内省御用品」の名誉を賜るほどの商品だったのだとか!
先ほどすだちをかけてすっかり爽やかになった面に、ピリッと刺激のある黒七味をかけてラストスパートをいただきます。
元から味が濃いから七味くらいでは…と思ったら大間違い。辛すぎないのにしっかりと味が引き立つんです。さすが宮内省御用品、ハンパない。
〆はなんといってもスープ割!
つけ麺の楽しみと言えば、残ったスープを最後の一滴まで楽しめるスープ割ですよね。
お店によってさまざま、テーブルにポットが置いてあって自分好みのスープ割を作るところもあります。
つじ田では、店員さんに声をかけると一番おいしい分量で作ってくれます。先ほどまでこってりしていたスープが嘘だったかのようなあっさりした味わいに。
そのまま最後まで飲み干してもいいのですが、途中で先ほどの黒七味を加えてみるのもまた乙なもの。ぜひ楽しみ方を見つけてみてください。
え!つじ田のつけ麺、おうちでも楽しめるの??
黒七味について調べているとびっくり仰天。なんとつじ田のつけ麺が売られているではありませんか!
しかも「原了郭 黒七味」って調べたのに本家よりも先に出てくる…ええんか、ええんかそれで(笑)
ともあれこれなら近くに店舗がない方でも楽しめますね。黒七味だけでも売られてましたよ。
⇑つじ田の店舗一覧
お店まで遠いよ!でも食べたいよ!という方はお試しあれ!以上、ぐるめなひやむぎでした~(/・ω・)/
今回のお店情報!
ラーメン つじ田
福岡県福岡市博多区下臼井767−1 国内線ターミナルビル 3F
営業時間 10:00 ~ 20:00
今回のメニュー 濃厚味玉つけめん 1,070円
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