こんにちは、ひやむぎです！
突然ですが、生麩を食べたことはありますか？お麩といえば味噌汁やお吸い物によく使われるお馴染みの食材ですが、今回はいくつかある麩の中でも「生麩」を販売する古都里食品㈱さんに行ってきました！
生麩ってどんな食べ物？
お麩の原材料は小麦粉。水の中で練るとでんぷんが抜けてグルテンというたんぱく質だけの状態になります。
これがお麩のもとになる「湿麩（しっぷ）」です。
この湿麩を蒸したら生麩になるそうです。日持ちはあまりせず、２～３日程度。早めに食べましょう。
お吸い物や鍋料理、田楽などが代表的な料理ですが、他にも卵とじや天ぷらにしてもおいしい食材です。
佐賀県鳥栖市にある「天ぷら まき」、筆者ひやむぎがおすすめする天ぷら屋さんなのですが、そこでも生麩の天ぷらがありました。
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写真右上の緑色の天ぷらがそれです。左側にある緑色はピーマンです。
もちっとした食感ですがお餅のように伸びはしない。しっとりしているけれどしっかりと弾力もある。なんだか独特です。ほんのりよもぎ風味だったのは生地に練りこんであったからでしょうか？
おいしい生麩は城南区長尾にあった
天ぷら まきで生麩を食べてからと言うものずっと心のどこかで生麩を探している自分がいました。仕事をしていても電車に乗っていても、スーパーで買出しをしているときもずっと生麩のことで頭がいっぱいに。
いつでも探しているよ
one more time one more chance/山崎まさよし
どっかに生麩の姿を
向かいの売り場
買い物の後
そんなとこに
あるはずもないのに…
筆者ひやむぎが恋したのは生麩だったのか。小麦粉から作られたもの同士の禁断の恋。きっと君を探し出す、気分はシンデレラを探すチャーミング王子。
そうして城南区長尾でもち肌の生麩が住まうシンデレラ城を見つけた。
お品書き
・てまり麩
【大粒】10個入り 850円、25個入り 2,000円
【小粒】10個入り 450円、50個入り 2,000円
・あわ麩、よもぎ麩 350円
・花麩（もみじ、さくら、青もみじ、うめ、なす）
【大】350円、【小】200円
・麩まんじゅう（黒こしあん、白あんゆず、季節限定味）
100円
・笹巻麩（黒こしあん）
150円
・詰め合わせもあるらしい
麩まんじゅうはおやつにぴったり
お店に立ち寄ったのは14時ほど。夜ご飯の具材とおやつを買って帰りました。
白あん(ゆず風味)と季節限定桜あん。手乗りのサイズ感がかわいらしいですよね。トトロに出会ったらもらえそうなフォルムをしています。
店頭では冷凍された状態での販売ですので、自然解凍か蒸していただきます。笹のまま熱湯に入れてもいいようです。
今回は買って銀行やらコンビニやらに立ち寄りましたので、自然解凍されたような状態。買った直後は硬かった表面も、もちっとした手触りに変わっておりました。
蒸さなくても大丈夫でしょう！お湯沸かすの暑いし！（本日気温32℃）
トトロがくれそうな小包。小学校の給食で出た「ちまき」を解くときのようなワクワク感。中にはコロンとしたおまんじゅうが。笹のいい香りで期待が高まります。
見た目はお餅ですがやはり生麩。びよーんと伸びることはなく、ぷるんとした食感です。
甘すぎない白あんに柚子の風味。あっという間になくなってしまい喪失感が襲ってきます。こんなことならあと５個くらい買っておけばよかった。
こちらは禊ちゃんの桜あんです。一口もらいましたが、味が違うだけではなく食感まで全く違うみたいです。
僕が食べた白あん(ゆず)はプルプルだったのに対しこちらはもちっとした食感。噛み切ろうとすると伸びます。
同じく僕の白あん(ゆず)を食べた禊ちゃんが「え、味が変わるだけでこんなに食感違ってくるの？」とびっくりしていました。
ちなみに桜あんは、桜餅についている桜の葉が入っているため味わいはほんのり塩味。本当にほんのり。しょっぱいわけではないこの塩味、クセになります。
古都里食品㈱のお店詳細
〒814-0123 福岡県福岡市城南区長尾４丁目１−１５ 古都里食品
営業時間 9：30～16：00
定休日 土、日、祝日
☎TEL 092-863-2297
駐車場 有（１台）
西鉄バス「長尾公園」バス停より徒歩６分
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