【ひやむぎ回顧録】女帝殿へ送る嘆願書簡

日記

これは2021年にとあるサイトにひやむぎが投稿した、前職での鬱屈とした気持ちを吐き出すためにしたためた文章をリライトしたものです。

ちなみに前職はとある会社の経理部の末端部署でした。

「へぇ、そんなこともあったのか」くらいの心持でお読みください。

お疲れ様です。最上階オフィスからの眺めは如何ですか。さぞかし見晴らしのいいことでしょう。一度でいいからあなたに、我々のように虐げられた下等部署が働く地下一階オフィスの閉塞感を味わってほしいものです。なかなかいいものですよ、空が見えないから時間を気にせず仕事ができます。洪水が来れば真っ先に沈むのがこの部屋なので、豪雨は証拠隠滅のチャンスです。HDDなんかは床に晒しておくといいかもしれませんね。

わたしが入社した時に部署直轄経理部担当として、なんやかんやいろんな質問をいただきました。2年前のことなんか聞かれても、私はそのころディーラーにいたわけで。時の担当者でもわからんような些細なことを、「経理部ってこんな仕事で、それが私なの」と言わんばかりのどや顔で聞いてくるのはおやめください。重箱の隅を楊枝でほじくるとはまさにこのこと。もうそろそろほじくりすぎて誰かさんの鼻の穴と見まがうような大きめの穴が開いた頃でしょうか。ほじくりすぎると鼻血が出ますよ。

あと、いくら決算で忙しいからと言って5分おきに9件も不在着信を入れるのはやめてください。しかも聞いてみたら別に明日でもいいような内容じゃございませんか。

かまちょなんですか。
メンヘラなんですか。
ぴえんなんて言いますか。
有り余ってヘラる感情なんですか。
萎えるし映えません。
シュレッダーにでもかけてしまえ。

今度10階に用事があるときには、縁日のくじ引きに入っている名もなき数字パズルでもお持ちします。お願いですからそれで遊んでいてください。5分で9回かけるくらいの時間があるなら、おそらく完成できるはずです。ひやむぎに用事があるときはまずそれをバラバラにして、パズルを組みなおしてからかけていただきたい。

心の平穏と業務時間のため、よろしくご対応お願いいたします。

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