ひやむぎです!
今まで2度、このブログでもカレーを紹介してきましたが、実は西鉄二日市駅近くにも紹介したいカレー屋さんがあります。
その名も「ころしのカレー」
二日市駅から細い道を抜けること1分のところにあるお店です。
甘口から悶絶激辛まで、果物と玉ねぎをベースにすべて手作り。他では味わえない強く深いコクのカレーをご賞味あれ!
西鉄二日市駅からの行き方
着きましたるは西鉄二日市駅。西鉄久留米駅のバスターミナルを縮小したような感じのバス停が今回のスタート地点です。
↑こちらは待機場。福岡市内じゃまず見ることがないRMたちもまだまだ元気です。いなくなる前にこちらも乗っておきたい貴重なバス。赤バスなのもまた良きです!
↑出庫するバスを横目に見ながら、踏切のある方へと歩きます。駐輪場と線路の間の決して広くはない道。中型サイズなのも相まってなんだかかわいらしく写りますね。
↑道路の向こう側にある一方通行の道。お店はこの奥にあります。
ここまでは道幅もそんなに狭くないので、ハイエースくらいならなんなく通れます。
だけど難所はこの先。車で来た場合は駐車場への激セマ鋭角交差点を抜けないといけません。2種免許を取るときの試験項目に「鋭角」ってのがありますが、あれに外壁をつけてやったらこんな感じだろうなぁと思います。
自信がない方は駅前のコインパーキングを利用したほうが賢明かもしれません。
だいぶ前にひやむぎがデミオで挑んだときの動画が残っていましたのでご覧ください。(なぜかゆっくり実況入り)
ここにミニバンとかで入った人がいましたが、どうやって来たんでしょうね。一方通行だから確実にあの鋭角カーブを超えることになるんですが…。
お店の手作り注意書きがたくさんありました。軒先に側溝に…。
色々な難所(?)をかいくぐった先に見えてくる、謎の置物が鎮座するこちらが今日のお店「ころしのカレー」です。
わくわくのメニュー選び。
↑メニューはこちらです。
カレーだけではなく、定食メニューもあるようですね。「カレー屋に来て定食??」と思ったんですが、別の席にいた近隣の高校生がハンバーグ定食を注文していました。
その子のお友達が「え?定食にするん?カレー食べんと?」と僕の気持ちを代弁するかのように問いかけてくれましたが、「定食もめっちゃおいしいとって!」との回答。
たぶんこの子は常連でいつも来ているのでしょうね。食べたことはないけどいつか食べてみようかな…?
↑注文は机に置いてある縦長の紙に書くスタイル。なんだか牧○うどんを彷彿とさせますね。
辛さを選んで、トッピングを選んで、サイドメニューを選んだらOKです。合計金額を計算してお金と一緒にレジに持って行きます。
カレーだけでなく定食もご飯の量が細かく選べるのは、その時のお腹の空き具合に応じて注文できていい仕組みですね!
ひやむぎは「美味辛の並盛+ジェロニモ(牛筋煮込み)、サイドにミニサラダを注文しました。支払いを済ませて待つことしばし。
個性的すぎる店内。待ち時間すらも楽しんで
店先に佇む置物もさることながら、このお店は至る所で個性が溢れ出ています。
お店の奥には手作りのゲームが並んでいました。ひと皿ひと皿時間をかけて作る分、「待たせてごめんね」というエクスキューズと「どうせなら楽しんでって」というお茶目な感じがありました。
カレーを待つ間すらもエンターテインメントに、そんな店長の人柄が垣間見えます。
漫画の本もたくさん置いてあるので、みんな大好きドラえもんでも読みながら待つとします。
みんなのアイドルしずかちゃん、漫画ではしずちゃんなんですよね。心のやさしい女の子であり、映画ではほぼ毎回誘拐されるヒロイン。
そして漫画1冊につき1回は必ず誰か(主犯格のび太)にお風呂を覗かれている気がします。
最近の親御さんならまあまあ眉をひそめるシーンでしょう。令和の時代になってもその辺は変わらないのでしょうか?
腹黒いというか底意地が悪いというか。時に辛口すぎる言葉をのび太くんに浴びせる原作のドラえもん。
辛口すぎて未だにネット上でもコラ画像が尽きませんよね。藤子・F・不二雄ミュージアムが公式に「ドラえもん辛口セリフカード」なんてものを出すくらいです。
親友であるはずののび太くんに「日本中が君のレベルに落ちたらこの国は終わりだぞ!!」なんて言っちゃえるメンタルがすごい。そして言われてもケロッとしているのび太くんもすごい。
未来のロボットなのに人間味の溢れるセリフ。それが令和になっても愛され続ける理由の一つなのかもしれません。
お待ちかねのカレーが到着!
ドラえもんについて禊と語らっているとお待ちかね、ジェロニモカレーが到着しました。
こちらがジェロニモカレーです。少し見にくいですが、ルウの中にはトロトロに煮込まれた牛すじがたくさん入ってるんです。
ひと口食べた禊が「コラーゲン摂取してます!って感じの食感!ぷるぷるでおいしい~」と言っていました。しっかりと素材の味もしてたまりません!
そしてルウは、口に入れた瞬間は甘く、そこからじわじわと辛さが押し寄せてきて後を引く味わいです。以前紹介した上等カレーを思い出します。
ほんのり広がる甘み、押し寄せる辛味。しかも両者とも、食べるごとに増幅されていく気がして。
食べれば食べるほどに甘みが強くなる。だけどそれだけ辛さも強くなる。相対する両者が生み出す相乗効果こそ、このカレーの持つ真の味なのかもしれません。
メニューに書いてある通り「甘さと辛さの絶妙なハーモニィ~♪」なのでした。
禊は甘口焼きチーズカレーに野菜(カボチャ、茄子、アスパラガス)とハンバーグをトッピング。
程よく焦げ目のついたチーズが食欲をそそります。この中に野菜とハンバーグですよ。おいしくないわけがない。
しかもチーズがめちゃくちゃ伸びるんです。チーズがよく伸びるもの代表、アバシのチーズナンくらいよく伸びます。
甘口のカレーは、玉ねぎとフルーツを煮込んだオリジナルカレーに砂糖等で甘みを強めたルウ。子どもでもおいしく食べられるようです。
みずみずしい茄子、ほくほくのカボチャ、歯ごたえの良いアスパラガスがいいアクセントになっていました。
あ、禊のシャツは気にしないでください。胸元に大きく”HUNGRY(腹ペコ)”って書いてあるだけです。
下味がしっかりついたふわふわハンバーグもカレーによく合います。ハンバーグ定食で出てくるのも同じものだと思いますが、定食にしてもおいしそうです!
おまけ ~ところでお店の名前って~
気にしないわけにはいかないこのお店の名前。「ころしのカレー」という少し物騒な名前にはどんな意味があるのか。
だって「ころし」なんてどう考えたって飲食店につく名前ではありません。お昼のサスペンスか時代劇か、そのあたりで使われるようなワードです。
気になったので調べてみたところ。
このオーナーは お話しと女性が大変お好きな方で なんとか女性客をもっともっと増やしたいと思い 女性が好むであろう 甘口カレーを作り出し それに【女ごろしのカレー】と言う名前を付けました。 今のオリジナルカレーがそれに当たります。
その味が変な名前と共にお客様に好評となりオーダーが増えました。
しかし、お客様が女ごろしのカレー・女ごろしのかれーと続けて注文されると その語感にあまり品のない事が解りました。そこで名前から女を取って 【ころしのカレー】に変更し 道路沿いに手書きの看板を建てました。
すると その怪しげな名前の方が有名になってしまったため 店名もころしのカレーに変更した次第です。ですから 決して死ぬ程辛いとか 恐ろしい店員がいるとかではなく 甘くてコクが有り だんだん辛くなる独自の味を目指してきたのが ころしのカレーです。
余談になりますが 名前の由来を今まで公表しなかったのは 現オーナーは前オーナーの一人娘に当たり 父が○好きとはあまり言いたくなかったためで ご理解下さい。
https://n-st.info/koroshi-no-curry/ 二日市にしてつ通りWEBより
そしていろいろググっていると僕の大好き山田全自動さんのブログ「Y氏は暇人」にたどり着きました。
山田さんも行ってたんだなぁ~!
二日市にある物騒な「ころしのカレー」は、絶妙な甘さと辛さで病みつきになるカレーでした。しいて言うなら駐車場の入りにくさで初見ドライバー殺しではあると思うので、お気を付けを!
今日は以上です~!
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