こんにちは、ひやむぎです。
お待たせしました、昭和バス写真大放出回です。前回載せようと思ったもののハンバーグについて語りすぎてしまったもので…汗
今回は撮った写真を一気に大放出です!
からつ号の素敵なビジュ集
まずはいろんな写真から行きたいと思います。
1発目からあまりなじみのない車両が来てくれました。
839号車は日野のブルーリボン、調べたところ2003年式の車両なんだとか。西鉄バスでは見かけないような年式、いたとしても車庫の奥でのんびり余生を送っていそうな車両がいまでもスタメン入りしていることに驚きです。
しかも車体もぴっかぴか。サビなんて見えないし塗装面の傷みもなさそうです。車両1台1台を大事にされていることが伺えます。
お次は唐津城展望台から撮った唐津営業所です。路線車と観光車がきれいに分かれています。コロナ禍もあり観光色のバスを見ることが少し減った気がしますが、色々なサイズの車両が用意されていたとこの時知りました。
マイクロバスにもこの塗装があったなんて…。
そういえば毎年4月になると福岡の某有名マンモス大学がたくさん貸切をするらしいですね。ツイートで整然と並んだバスを見て「ほぇぇ~、すんげぇ~」と田舎から上京したおじいちゃんみたいな驚き方をしたことがありました。
あれ全部で何台おったんやろうか。さぞ圧巻だったことでしょう。ひやむぎの母校、某S大学でもやってほしかった。
たしかその日の夜、禊と唐人町を散歩していた時のこと。車庫に戻る途中と思しき昭和バス軍団を見かけました。
もうね、交差点がピンク一色。ずらーっと並ぶわけですよ。約12mもあるバスが。しかもほとんどガーラ。かっこよかったですねぇ~。慌ててカメラを構えたもんだからもう画角なんて気にしていられなくて。
しかも途中にちょいちょいこんな変わり種も挟まるわけですよ。
この型式の車両、確か小学校の遠足か何かで乗せてもらったことがあって。当時はまだそんなに詳しくない頃だったけどそれでもバスに対する憧れは抱いていた時期でした。
カメラもスマホもなかったし、遠足でもなければ観光タイプのバスになんて乗れないから、もうとにかく目に焼き付けまくった覚えがあります。
その車両をまだ街中で見ることができて、しかもこうしてブログに書いている。なんだか感慨深いものがありますねぇ。
さてさて、唐人町から唐津城にプレイバック。営業所から右手に目をやると、件のガーラについていくポンちゃんがいました。
サイズ感がかわちい。親子感すらありますよね。なんだか尊い並びです。
この車種を「ポンチョ」と名付けた日野自動車の担当さん、めちゃめちゃいいセンスしてると思うんです。こんなかわいらしいフォルム、くりっとした丸目ヘッドライト、限りなくオーバーハングを削ったタイヤの位置。
なんだか小型犬を想像しませんか?シーズーとかポメラニアンみたいな、丸顔の子犬。あ、コーギーでもいいかもしれない。
タイヤの位置がどことなく短足な犬の脚っぽいし。後ろから見たらゆるっとしたデザインがもふもふのお尻っぽいし。
ワァ───ヽ(*゚∀゚*)ノ───イって言っちゃうのもわかるなぁ…。無限に推せる。
さてさてそんな感じで城下に見ていた唐津営業所にやってきました。徒歩10分。近い近い。
さっきまでいた唐津城をバックに撮影再開です。
お城とバスを一緒に撮れるスポットなんかそう多くはないんじゃないでしょうか。しかも営業所で。大量のバスとお城ってすごい構図です。
さすがは営業所だけあって、すごいペースでバスが行ったり来たりしています。目が回りそうなくらいに。車庫から出ていく車、車庫に戻ってくる車、出ていくかと見せかけてちょっとだけ移動する車…。
バス、バス、バス…。こんなに動き回るバスに囲まれて、あゝなんといふ幸せ空間…。
Jバス新型が2連続で返ってきました。後続のバス、西鉄バスではBRT車両にしかついていない白色LED方向幕ですね。遠くからでも見やすいから、視認性という点では白のほうがいい気がします。
ただバス停発車直後にぱっと一瞬消えるあれがなくなると動画素材としては使いにくい…(なんちゅうワガママ)
あ、ポンちゃん。
「ポンちゃん」っていうあだ名で呼び始めてからと言うもの、このシーンを見るとなんだか悪いことをしているような錯覚に陥ります。点検してるだけなのに。
エルガとかレインボーと違って女の子っぽい名前だし、こう…ほら。伝われ。
それにしてもやっぱり昭和、いろんな旧車が勢ぞろい。バリエーションで言ったら西鉄にも負けないんじゃありませんか?
姿を消しつつあるJバス以前の日野車両もたくさんいますし、ちょいちょい「ツーカツー」が聞こえましたし。長生きしてほしい限りです。
あと最初から最後まで車両見てて思ったのが、やっぱりどのバスもピカピカなんですよね。サビもなければ汚れもない。
かれこれ20年走っている車両もたくさんいるわけです。だけど西鉄にいる同年代のバスよりもはるかに若そう。
西鉄「奥様、10歳くらい若返ったんじゃありませんの?」
昭和「あら、気が付きました?実はカーシャンプー変えてみましたの。」
2台並べたらそんな会話が聞こえてきそう。
バスにもアンチエイジングの時代かな?
きれいなバスが規則正しく並ぶ構図。
写真撮影において「規則性」は大事な要素のひとつです。ばらばらに置いてあるのと整然と並んでいるのでは圧倒的に引き締まり方が違います。
そして唐津営業所でありがたかったのが、「斜め置き」の区画があったこと。
高速のSAみたいにおかれているから、横顔っぽく撮ることもできました。しかも唐津城と一緒に。バス停に他の人がいたからあまりこだわった構図にはできませんでしたが、これだけでもいい写真だなって思います。
斜めに置かなくたってカッコいい。
車種が揃っていなくたってもちろんカッコいい。
この日の帰りは、この右側に止まっているUA(4551)で帰りました。
帰りのUA車内にて
往路はガーラ、復路はUA。観光バスにも使われる車両と、高速路線にのみ使われる車両。
思った通り揺れること揺れること。
だけどガーラの運転士さんよりもアクセル・ブレーキ・シフトすべてが柔らかい方だったので全然疲れませんでした。
まるで道の揺れる地点をすべて記憶しているかのような運転。あっぱれです。
17:50に宝当桟橋を出発する便。夕方とあって近隣佐賀早稲田高校の生徒さんや、そのほか夜に福岡で用事がある人、僕らみたいに福岡に帰る人などなど多数の乗客がありました。
途中のバス停からもたくさん乗ってきて、途中から補助席も開放することに。
それでもお客は乗ってきます。
そして博多行き最後の乗車バス停、横田下東でも乗車があったのですがおそらく積み残しが出そうな状態でした。
そしたら到着した瞬間、運転士さんがサッと降りて行って。
「補助席になりますがよろしいですか~?」と話しに行かれました。その会話の流れを聞く感じだと、先発のいまり号が遅れていたようでした。
長距離路線だからそういうこともあるのね~と運転士さんを眺めながら思っていました。
「横田下東発のいまり号、今どちらですか?」と無線問い合わせ。どうやら前のバス停まで来ていたみたいです。
前のバス停出たらしくて、そちらのほうが空いてます!すぐ来ますのでお急ぎでなければ、そちらに乗られたら通常の座席でご案内できます!
丁寧な運転士さんだなぁ…。「満員で乗れないので」じゃなくて、「ゆったり座れる」って説明の仕方。あくまで乗客目線での対応。でもそれだけじゃなかった。
先ほどのお客様、後続のいまり号へご案内しております。ご対応のほどよろしくお願いします。
無線でしっかり後続バスへも連携。きっといまり号の運転士さんも、溢れんばかりのホスピタリティで車内に迎えたことでしょう。
チームワークがすごすぎました。こういう対応って、見ているだけでもすごく頼もしいですよね。ファンになっちゃいそう。いや、なりました。大ファンです。
昼前から出発して半日、昭和バスを堪能しました。挙手挨拶と無線連携に見たチームワーク、そしてきれいな車体が物語る大切にされてきた車両たち。
また時間があれば色々なことがしたいと考えました。
ウエストコーストライナーに乗って糸島の海岸線を眺める。
伊都営業所にお邪魔して改めてじっくり構内見学をさせてもらう。
いまり号に乗って遠く伊万里まで旅をする。
唐津市内のポンチョたちに乗ってみるのも楽しかろう。
そしてその度にブログで、動画で届けたい。
昭和バスって、こんなにすごいバス会社なんだぜ!って。
路線の素晴らしさ、車両のきれいさ、優しい運転士さんたち。なんかドラマ作れそう。このブログを始めてからずっと抱いている「シネマティックにバスを撮る」が再び輝き始めました。
昭和バスさ~ん!動画作らせてくださ~い!よろしくお願いしま~す!
CV.神木隆之介には敵わない声で締めさせていただきました。
以上、ひやむぎでした!
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