突然ですがひやむぎはよくヘンテコな夢を見ます。
今回はそんなヘンテコな夢まとめです。
タマタマ離脱事件
「あのさ、タマタマが片方ずつ取れてさ…」
挨拶すらもろくにせず下ネタからスタートすることをひとまずお詫びします。僕にだって人並みのモラルはある。
だけどこの書き出しじゃないとこの話は始まらないんです。
最近、夢見がすこぶる悪い。何かに祟られているんじゃないかと思うくらいに夢見が悪い。しかも殺人鬼に刺される夢だったり、天変地異に遭って命を落とす夢とかじゃなくて、絶妙に地味だけど怖い夢というのが多い。
冒頭のタマタマ離脱事件はそのうちのひとつだ。

公園のベンチに一人で座っていたひやむぎ。なんだか股間に違和感があるので見下ろすと、なんか取れてるんですよ。ポロっと。子どもの歯が抜けるようにポロっと。
しかもご丁寧に片玉ずつ。
えぇぇぇ!そんなことある?!?!
サメの歯的システムじゃないよね?!?!
その刹那、ショックでガバっと目を覚ましました。今のは…夢?慌てて自らの股間に手をやります。ある。ちゃんとついてる。なんだぁ、夢か。夢で良かった。
最近禊とアニメを見ていて、その一つに『薬屋のひとりごと』という作品がありました。舞台は唐の時代の中国をモデルにした「茘(リー)」という国の後宮。つまり帝のお妃様が住んでいる場所です。日本で言えば大奥が近いんでしょうか。
そこで下女として生活する猫猫(マオマオ)が主人公の物語です。
で、作中に「宦官(カンガン)」という人たちが登場します。女だらけ、しかも帝の妃までいるんだからなんかのはずみで間違いが起こっちゃいかんということで去勢された男性たちです。つまりタマタマが取られた状態。
直接的に描写されることはないんですが、やっぱりどういう状態かの想像はしてしまいます。それが夢になって出てきたのか…?ひやむぎは夢の中で宦官になったというのか…?
目が覚めてしまったのはまだ夜も明けきらぬ4時30分。その日は仕事。こんな時間に起きてしまっては変な時間に眠くなる。そうしてなんとかもう一度床に就いたものの眠りが浅く、眠い目をこすりながらの出勤となりました。
タイムループから抜け出せない
ここは…高校の教室?
古びた黒板、教壇に立っていのは副担任であり国語教師の大上先生。美人で優しくほんわかしているくせに、『源氏物語』の光源氏が浮気するなり「私やったら吊し上げて八つ裂きにするけどね」となんとも過激なことを言う先生。
僕が高校3年生のときに着任してからというものたちまち人気を集めた、生徒たちに好かれる先生だ。
そんな大上先生がなぜかブチギレている。そんな先生を僕は見たことがない。なぜかといえば隣に座る女子がなにやら授業中にいらんことを言ったようだ。おれたちの大上先生を怒らせんじゃねえよ、かわいい先生の顔にシワが増えたらどうしてくれる。
「わかっとるよねぇ、ひやむぎくん?」
え、おれ?おれ呼ばれた?犯人隣のやつやろ?冤罪だわ冤罪。NU・RE・GI・NU!
「え、おれっすか?いや先生、まず状況を整理しましょうよ。今の設問の意図って…」と苦し紛れに整理し始める僕。
その瞬間。
「チミのような勘のいいガキは嫌いだよ」
どっかで聞いたことのあるセリフを放った先生。と同時に何かのボタンを押した。眼の前がぐるぐると回る。
ここは…高校の教室?
古びた黒板、教壇に立っていのは副担任であり国語教師の大上先生。先程と似た風景だが、微妙に違う。外に庭がある。しかも今住んでいるひやむぎの家の庭。そして…
「岩場…なんてあったか?」
我が家の庭はコンクリートを敷いただけのまっ平らな地面と、仕切り代わりに植えられた植栽しかない。なのに眼前にある庭には、海辺にあるようなごつい岩場ができていた。
授業中にもかかわらずホウキとバケツを渡された。掃除をしろということか。
「わかっとるよねぇ、ひやむぎくん?」
先程も聞いた声。やはり大上先生がいた。
「先生、授業中っすよね。なんで掃除で」
「いいからやってきなさい」
とりつく島もなかった。おれが何をしたというのか。自慢じゃないが、成績こそ低空飛行気味だったものの素行は悪くなかったはずだ。ボランティア活動などには積極的に参加したし、真面目が制服着て歩いているような人間だった。
それなのになぜ…?
掃除を始めたところでタイムループが始まってまた授業風景に。その後の展開は書いてもあまり面白くなかったので割愛しますが、その後3回は同じ目に遭いました。
お前はただの山やろが!!!
ひやむぎが住まう福岡市早良区南部は、飯盛山を望むことができます。所在自体は西区になるようですが。てっぺんだけがキュッと尖っている、特徴的な山なんです。

そんな飯盛山が、家から大通りに出たらよく見えるんです。
はぁ、いい眺めやなぁなんて思っていたら突如響き渡る轟音。雷とか衝突事故とかそんなレベルじゃない音。破裂音というかなんというか、とにかくひどい音でした。
音がした方を見ると、飯盛山の上半分がなくなって吹き上がる煙。
「いやいや、お前昨日までただの山やったやん!!!なんで噴火するんや!!!」
そんなことを言いながら命からがら逃げだしました。そして向かった先はなぜか会社。
え、こんな時に仕事やらせんなよ!!というところで目が覚めました。
なんで轟音で目が覚めずに出勤したところで目覚めたのか。もしかして深層心理に巣くった社畜魂が…?
ひやむぎは覆面運転手
張り詰めた空気。
ひやむぎの双肩にのしかかる重たい緊張感。
なぜか後部座席には熊本県警の警官が3人乗っている。
行先は九州一の歓楽街、中洲。暴れたヤツが実は熊本の人間だったらしい。ということでひやむぎのタクシーに乗っていた。
国道3号線をひたすらに北上。公費なんだろうし高速道路使わせてくれよ…。
「運転手さん、そこから左に入って!」
「承知しました。左に曲がります。」
…えらく狭い道やなぁ。
そのまままっすぐ進んでいくと、道はさらに狭くなりました。そして…
ゴリゴリ…
左後部を擦ったようです。今までタクシーに傷入れたことなんてなかったのに…
「お客様すみません、車体擦ったようで…」
「ああ大丈夫大丈夫!うちの覆面すでに傷だらけだから!」
「えぇ!?これ覆面だったの??」
いつもの担当車より広々とした運転席だと思ってたら、今乗っているのはどうやら覆面パトカーだったようです。なんでや…。
抜け出せない個室
目を閉じれば聞こえる川のせせらぎ。小鳥のさえずりも聞こえる。
目を開けると見えるのは「万引き、ダメ、ゼッタイ」というポスター。
ファミリーマートのトイレにひやむぎはいた。
かれこれ10分ほど死闘を繰り広げている。腹の痛みではなく、ウォシュレットと。
「なんで止まらんとかお前は!!!止まれ!!!」
なんどボタンを押そうともうんともすんとも言わず、惜しみない水流を届け続ける自動洗浄便座。
「お願いだから!!止まって!!止まってよぉぉ!!」
一度は便座にキレていた声も、いつの間にか情けない懇願へと変わっていた。10分間も連続で放水をくらっていれば人類誰だってそうなる。某便器メーカーのCMに「お尻だって洗ってほしい」というコピーがあったが、そんなに長く洗われるとはどの尻も思っていないはずだ。
ピーッピピ
その時小さく電子音が響いた。よかった、思いが通じたんだ。これで解放され…
~ひやむぎの喜び虚しく、ヤツはビデモードに切り替わった~
もういやああああああああああ!!!!
そうじゃないのよ!!便座よ、おれお前に何かしたか??そんな恨みつらみを持たれるようなことしてないぞ?!
そんな事態を知る由もない外で待っている人のお腹が限界に達したのか、しきりにドアを叩いてくるがこちらだって色々とピンチなんだ。
それに今ここを立って、どうにか脱出してドアを開けようものならその人の顔面にウォシュレット放水をお見舞いすることになってしまう。
お尻は洗ってほしいと言ったが、顔はそんなこと言っていない!
それにこれだけドンドンとドアを叩くほどに限界の人間に顔面ウォシュレットを浴びせたら、驚きのあまり大惨事を迎えかねない。
なんとしてもこの状況を打破せねば…。しかし無策にもほどがある。
しかし待ち人のお腹の具合も放ってはおけない。ここはイチかバチか、そいつにトイレを…!そして勢いよく個室を出たところで夢から覚めた。
待ち人が無事だったかは誰も知らない。
ちなみに以前、禊がリアルで似たような目に遭っていたそうです。
ファミマでエンドレス洗浄。遠隔リモコンの電池切れだったようで。もしかしてこの記憶か…?
夢は記憶の整理とは言うけれど…
人間が夢を見るのは日中の記憶を整理・定着させるためだと言います。
論文ではそうらしいのですが。
どんな記憶を整理したらこうなるの???
タクシー運転してたのならわかりますよ。だって僕、タクシー運転手だし。月に12回は乗務してるから、整理する記憶がたくさんあるのもわかる。
あと高校の夢も、すごく遠い記憶だけど理解はできます。
ただ覆面パトカーなんて乗ったことないし、火山の噴火なんて生で見たこともないし、タマタマ取れるなんて経験してたら呑気にブログ書いてる場合じゃありません。
男としての機能がいろいろ終わってることになります。
どういう記憶があったんだろうか…。
今日は以上です…笑

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